NO.495
プロクネ、夫テシウスに辱めを受けた妹ピロメラを救いだす。
NO.496
イアソン、金羊毛皮を手に入れ、メディアを伴って凱旋する。
NO.497
ダイダロスの息子イカロス、羽が壊れ、海に墜落する。
NO.498
プシュケ、灯りをかかげてはじめて夫エロスの姿を見る。
NO.499
プロセルピナ、瞑府の王ハデスにさらわれる。
NO.500
メデューサの首の血の滴りから誕生したペガサスムーサの女神たちに向かって羽ばたく。
NO.501
女嫌いの独身主義者ピュグマリオン、自分の彫った女性像に恋をする。
NO.502
アルキュオネ、骸となって打ち寄せられた 愛する夫ケユクスに向かって身を投げる。
NO.503
堅琴を奏でてオフウェウスが歌えば、虎も心も和らげ、樫も幹も震わせる。
NO.504
ヒュアキントス、アポロンが投じた円盤のはねかえりに、面を割られて斃れる
NO.505
ニンフ、シュリンクス、パンに追いかけら、ラドン河のほとりで転身を願う。
NO.506
アタランテ、ヒッポメネスの投じた林檎を拾ううちに、彼に追い抜かれる。
NO.507
セロ弾きのゴーシュ
NO.508
なめとこ山の熊
NO.509
注文の多い料理店
NO.510
オッペルと象
NO.511
雪渡り
NO.512
風の又三郎
NO.513
水仙月の四日
NO.514
雁の童子
NO.515
北守将軍と三人兄弟の医者
NO.516
どんぐりと山猫
NO.517
種山ケ原
NO.518
銀河鉄道の夜
NO.519
グスコーブドリの伝記
NO.520
まだあげ初めし前髪の【初恋】
NO.521
夕不忍(ゆうふべしのばず)の池行く涙おちざらむや【敗荷】
NO.522
火の気絶えたる厨に 【敗甕の腑】
NO.523
噫遁れよと、嫋やげる君がほとりを 【智慧の相者ば我を見て】
NO.524
木は屍の如くに充つ蒼白きあけぼのは今、来らんとす 【沼のほとり】